中國民族言語文學翻訳局によると、今年の「二つの會議」では150名の少數民族言語通訳を準備し、七種の少數民族言語で大會の報告に対し同時通訳を行い、會議の開催前から「二つの會議」の主な文書の民族言語翻訳の準備を始めていた。
記者が中國民族言語文學翻訳局オフィスビルを訪れたとき、當局の従業員と各地から派遣されてきた100名以上の少數民族言語通訳が、「二つの會議」文書相手に大忙しであった。中國共産黨中國民族言語文學翻訳局委員會の唐笑武副書記は、今年の「二つの會議」は主な文書を、蒙古、チベット、ウィグル、カザフ、朝鮮、イー、チワンの七種の少數民族言語に翻訳することを紹介した。中國民族言語文學翻訳局は2月15日に「二つの會議」の主な文書に対し翻訳を開始し、現在、政府の活動報告、政治協商會議常務委員會の活動報告などの「二つの會議」の主な文書の原稿修正は既に基本的に翻訳が完了している。100名以上の少數民族言語通訳は「二つの會議」期間中、全日程を代表と委員達の北京での活動のために翻訳サービスを行う。
唐笑武氏は、現在の政治協商會議委員と人民代表大會代表は漢民族語と本民族言語に精通しているが、「二つの會議」で同時通訳を採用した目的は少數民族の代表だけでなく、更に重要なのは広範な少數民族地區の為である。少數民族代表は會議において自己の民族言語の聲を聞くことができ、自尊心も自然と生まれて來るであろう。
中國民族言語文學翻訳局は1956年に設立し、當局は五年に一度の全國黨代表大會、毎年一回の全國人民代表大會、政治協商會議及び全國的な重要な會議に対し、少數民族語言翻訳及び同時通訳を行ってきている。
「チャイナネット」2004/03/04
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