現在、中國には合わせて1514ヵ所の博物館があり、民間で開設された特色のある博物館を加えれば、全國の種類別の博物館は2000余ヵ所に達している。これらの博物館の収蔵品は2000萬點を超え、年間に展覧會を8000余回も開催している。秦の始皇帝の兵馬俑博物館に代表されるいくつかの文物博物館は世界でも競爭力のある文化財観光地となっている。政府は博物館の間の展覧交流イベント行事の展開を奨勵し、合法的な民間収蔵品の展示と交流を奨勵している。北京市は合わせて123カ所の博物館があり、年間に観客を3000余萬人も受け入れている。

2015年には、中國はこれまでの基礎を踏まえてさらに1000ヵ所の博物館を建設し、すべての中クラス以上の都市に機能がそろった博物館を１ヵ所建設する目標をほぼ達成することにしている。