2003年7月、中國(guó)雲(yún)南省の三本の川の合流地點(diǎn)、北京市の十三陵および江蘇省南京市の明孝陵がとともに「世界遺産リスト」に組み入れられた。そのうち、自然遺産として「世界遺産リスト」に組み入れられた三本の川の合流地點(diǎn)は青海?チベット高原のタングラ（唐古拉）山に源を発する金沙江、欄滄江、怒江の三大河川が雲(yún)南省西北部の橫斷山脈の縦に走る渓谷地帯から400キロも合流する形で流れるという珍しい景観のことを指す。北京市の十三陵と南京市の明孝陵は明、清時(shí)代の帝王の墓の一部として「世界遺産リスト」に組み入れられている。2003年末現(xiàn)在、中國(guó)のさまざまな世界遺産は29ヵ所に達(dá)し、そのうち文化遺産は21ヵ所、自然遺産は4ヵ所、文化と自然の二重遺産は4ヵ所で、世界で3位にランクされている。2004年から、世界文化遺産に組み入れられた北京の明の十三陵、萬(wàn)里の長(zhǎng)城、故宮、天壇、頤和園と周口店「北京原人」遺跡は初めて大がかりな補(bǔ)修工事が行われ、2008年以前に完工の予定である。中國(guó)はまた世界無(wú)形文化遺産の最も豊富な國(guó)の１つである。昆曲と七弦琴はユネスコによって「人類の口承及び非物質(zhì)遺産の代表作」の稱號(hào)を授與された。2001年に、ユネスコは世界で最も長(zhǎng)い敘事詩(shī)である中國(guó)チベット族の敘事詩(shī)『ゲサイル王伝』を世界千年記念リストに組み入れた。