溫家寶総理が召集する國務院常務會議が1日開かれ、會議は「農村衛生サービス體系の構築と発展に関する計畫」「自動車交通事故責任強制保険條例(草案)」を審議し、原則可決した。
會議は、同計畫を実施する上で次の5點の徹底に重點を置く必要があることを強調した。
(1)安定した農村衛生投資保障制度を構築する。中央と地方という2つの積極性を十分に発揮させ、農村衛生事業への投資を増加させる。
(2)農村の衛生管理制度改革を深化させる。県クラスの衛生機関を統合、整理し、郷?鎮の衛生関連施設に関する計畫?配置を合理的に調整する。さまざまな形での醫療を積極的に検討し、社會や個人が農村衛生サービスに參加することを奨勵する。
(3)新しい形の農村協力醫療制度と醫療救助制度を構築、整備する。
(4)農村衛生サービスを擔う人材の確保を強化する。衛生技術を実踐で使う人材の育成に力を入れ、醫學系大學の卒業生が農村で働くよう、誘導と奨勵を進める。都市の醫療衛生機関の醫療関係者を動員して、農村で醫療衛生サービスの提供や技術指導を行う。
(5)農村の醫療衛生機関の管理を強化する。農村の醫療衛生機関やサービス內容に関する認可制度や、農村の醫師の就業登録制度を厳密に実施し、農村の衛生サービス項目と費用徴収基準を規範化し、運営コストの削減に努め、農民に安全、効果的、便利、経済的な衛生サービスを提供する。
「人民網日本語版」2006年3月2日