中國共産黨第16期中央委員會第6回全體會議は決議を採択し、當面と今後の一時期における社會主義の調和社會の構築に五つの面から布石することを決定した。
一、 協調的な発展、社會公共事業の整備を強化し、社會主義新農村の建設を著実におしすすめ、地域発展のトータルな戦略を貫き、雇用政策を積極的に実施し、教育の発展を優先し、醫療?衛生のサービスを強化し、文化事業と文化産業の発展を加速し、環境の整備と保護を強化する。
二、 制度整備の強化、社會の公平と正義の確保を堅持し、民主権利の保障制度、法律制度、司法體制メカニズム、公共財政制度、収入分配制度、社會保障制度を完備させる。
三、 調和のある文化、調和社會を構築する思想モラルの基礎を打ち固め、社會主義の核心的な価値體系を確立し、社會主義の栄辱観を樹立し、モラル文明の気風をつちかい、積極的かつ健康的な思想と世論の雰囲気をつくり出し、調和社會を構築する活動を広範に繰り広げる。
四、 社會の管理を完備させ、社會の安定と秩序を保ち、サービス型政府をつくり、コミュニティー整備を推進し、社會組織を健全化し、各方面の利益関係を協調し、応急管理體制メカニズムを完備させ、安全生産、社會治安の総合整備を強化し、國の安全と國防建設を強化する。
五、 社會の活力を引き出し、社會の団結と親睦を増進させ、人びとのイノベーション精神を発揮させ、最も広範な愛國統一戦線を強固なものにし、香港と澳門(マカオ)の長期的な安定と繁栄を保ち、祖國統一の大事業を推進し、平和発展の道を歩むことを堅持する。
會議は、調和社會を構築するポイントは共産黨にあり、民主集中制の完備、黨內民主の拡大、黨務の公開、黨內生活の厳格化、黨規律の厳粛化を堅持し、黨の団結統一を増進し、黨內の調和をもって社會の調和を促進することを強調している。
「チャイナネット」2006/10/13