科學(xué)技術(shù)部はこのほど、中國は近年、一連の重要な科學(xué)技術(shù)面の國際協(xié)力事業(yè)に積極的に參加し、そのレベルも絶えず向上していることを明らかにした。
國際熱核融合実験爐計(jì)畫に參加し、次世代原子力エネルギーの利用に備える
アメリカ、舊ソ連などの國が20世紀(jì)80年代に提唱した國際熱核融合実験爐(ITER)計(jì)畫は、制御可能な核融合により「人工の太陽」をつくり、エネルギー危機(jī)を徹底的に解決する、國際宇宙ステーションに続く最大の國際科學(xué)技術(shù)協(xié)力プロジェクトである。現(xiàn)在、中國、EU、インド、日本、韓國、ロシア、アメリカなどがこの計(jì)畫に參加している。中國は、この100億ユーロが投下され、35年間はかかると見られるプロジェクト総費(fèi)用の10%を負(fù)擔(dān)し、平等にプロジェクトの実施に參加することになっている。中國は技術(shù)者たちを相次いでITER合同研究センターに派遣して関連の設(shè)計(jì)?開発事業(yè)に取り組ませ、國內(nèi)の関連機(jī)構(gòu)も200余りの技術(shù)課題の研究に著手している。
數(shù)多くの國際宇宙計(jì)畫に積極的に參加
宇宙研究分野では、中國は中歐ガリレオ計(jì)畫、全地球観測システム、地球宇宙空間雙星探測計(jì)畫などに積極的に取り組んでいる。
中歐ガリレオ協(xié)力計(jì)畫は、EU委員會(huì)とヨーロッパ宇宙空間局が共同で発足させたもので、アメリカのGPSとロシアのGLONASSシステムから獨(dú)立した、全地球をカバーする多用途、多目的の民間用全地球衛(wèi)星測位システムである。投資総額は35億ユーロ。中國は、「ガリレオ計(jì)畫」に參加した最初の非EU加盟國である。中國は、この計(jì)畫に2億ユーロを投下し、そのうちの7000萬ユーロは開発段階の費(fèi)用に、1.3億ユーロは実施段階の費(fèi)用にあてる。2005年4月から、中國側(cè)は専門家3人を「ガリレオ合同執(zhí)行體」に派遣した。現(xiàn)在、第1陣の取り決めも調(diào)印済みで、中歐ガリレオ協(xié)力は実質(zhì)的な段階に入り、今後はシステム構(gòu)築と特許運(yùn)営の方向に向けて発展することになっている。
全地球観測システムは、複數(shù)の地球観測システムの総合利用を通じて、地球全體の陸地、大気、海洋などに対し、多くの角度から立體的なモニタリング観測を行うものである。2004年11月、中國は同システムに參加し、2020年までに100余りの衛(wèi)星を打ち上げ、國土資源、測量と製図、水利、森林、農(nóng)業(yè)、都市建設(shè)などの分野に及ぶものとなっている。これで、中國自身の観測ネットが構(gòu)築されるばかりでなく、その他の國の観測ネットと整合し、全地球観測システムとなり、同分野のグローバル化に対し寄與することになっている。
地球宇宙空間雙星探測計(jì)畫は、中國國家宇宙航空局とヨーロッパ宇宙局(ESA)が共同でサポートしている空間探測計(jì)畫である。この計(jì)畫は主に、太陽の活動(dòng)、惑星間の活動(dòng)、磁気層空間のあらしと災(zāi)害をめぐっての地球宇宙気候の物理的プロセスを研究し、磁気層空間のあらしの物理モデル、地球宇宙環(huán)境モニタリングの模型と予報(bào)方法などを確立し、宇宙活動(dòng)の安全及び人間の生存環(huán)境の保全のために科學(xué)的なデータと対策を提供するものである。
地球宇宙空間雙星探測計(jì)畫は、中國が自國の先端的な宇宙空間探測プロジェクトをもって先進(jìn)國と技術(shù)面、応用面で進(jìn)める最初のハイレベルの実質(zhì)的な協(xié)力事業(yè)である。2003年12月に「探測一號(hào)」衛(wèi)星が打ち上げられ、2004年7月に「探測二號(hào)」も打ち上げに成功し、これで「雙星計(jì)畫」が実現(xiàn)されることになった。
専門家によると、中國の「雙星計(jì)畫」の衛(wèi)星2基は、ESAの「クラスター2」計(jì)畫で打ち上げられた4つの衛(wèi)星とともに、地球を宇宙空間の6カ所から立體的に探査する人類史上初めての観測システムを作り上げることになっている。観測の成果は、中國と歐州が共有する。この計(jì)畫の成功裏の実施は、中國宇宙空間物理學(xué)の発展を促し、中國の宇宙空間探測技術(shù)の革新能力を向上させ、國際宇宙空間科學(xué)技術(shù)分野での地位を確立することになった。
「チャイナネット」2006年12月4日