北東アジア情勢(shì)に関する専門(mén)家の解説が、「人民日?qǐng)?bào)海外版」（本日付、第8面特別欄）に掲載された。清華大學(xué)國(guó)際問(wèn)題研究所の劉江永教授、國(guó)務(wù)院発展研究センター?朝鮮半島センターの李敦球主任、中國(guó)現(xiàn)代國(guó)際関係研究院の程玉潔研究員、中國(guó)社會(huì)科學(xué)院アジア太平洋所政治研究室の李文主任が解説を行った。

――6カ國(guó)協(xié)議の中米朝の代表団が北京で2國(guó)間?3カ國(guó)間協(xié)議を重ね、6カ國(guó)協(xié)議の再開(kāi)問(wèn)題を話し合っている。6カ國(guó)協(xié)議は北東アジア情勢(shì)にどのような影響をもたらすか。

程玉潔：朝鮮半島の核問(wèn)題は単純な軍事問(wèn)題でも、純粋な外交問(wèn)題でもなく、ましてや朝米だけの問(wèn)題ではない。これは各方面に及ぶ問(wèn)題だ。6カ國(guó)協(xié)議の重要な役割は、朝鮮半島核問(wèn)題の解決を平和的な軌道に組み入れることにある。各國(guó)はこの枠組內(nèi)で、外交的?平和的方法によって核問(wèn)題を解決して、対立の激化が情勢(shì)の制御不能を招き、地域戦爭(zhēng)を誘発する危険を避けることを承諾した。これは6カ國(guó)協(xié)議の最大の成果?貢獻(xiàn)だ。

劉江永：6カ國(guó)協(xié)議は、関係各國(guó)が平和的方法によって朝鮮半島の非核化を模索する唯一の道だ。過(guò)去數(shù)年間の実踐は、各國(guó)の安全保障上の懸念がいずれも尊重され、各國(guó)の安全保障上の利益がいずれも守られ、各國(guó)がいずれも多國(guó)間の平等な協(xié)議のルールを遵守して事を進(jìn)めれば、6カ國(guó)協(xié)議は進(jìn)展することを証明している。さもなくば、情勢(shì)は停滯または動(dòng)揺するだろう。6カ國(guó)協(xié)議がなんらかの進(jìn)展を得るのは、まさに朝米が相応の制約を受けている時(shí)だ。そのため、情勢(shì)はかえって動(dòng)揺、さらには逆転を呈しやすい。こうした狀況の下では、6カ國(guó)協(xié)議の再開(kāi)を目指すこと自體が、情勢(shì)の緊張緩和と、対立激化の回避に有益となる。6カ國(guó)協(xié)議が再開(kāi)され、昨年の「9.19」共同聲明を共同履行する立場(chǎng)を確認(rèn)できれば、北東アジアの安全の安定と朝鮮半島の非核化という目標(biāo)の実現(xiàn)にプラスとなるだろう。

李文：6カ國(guó)協(xié)議は現(xiàn)在の朝鮮核危機(jī)の緩和と、北東アジアの安全情勢(shì)の安定にプラスの作用を果たしている。朝鮮半島の非核化は関係國(guó)の共通利益に符合し、またその共通の立場(chǎng)でもある。問(wèn)題の適切な解決を促すため、努力を払うべきだ。

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2006年12月4日